2022年12月1日(木)、東京・渋谷のレストラン「HITOTOMA」にて、きほんのうつわをお楽しみいただける体験型のイベントを少人数制で実施いたしました。
「HITOTEMA」は、料理家谷尻直子さんによる家庭料理をベースにした“現代の日本の母の料理”を提案するレストラン。今回のイベントでは、「きほんのうつわ」と「HITOTEMA」のメニューを組み合わせた全6品の料理を提供いたしました。ご来場いただいたみなさま、ありがとうございました。
全6品の料理とうつわの組み合わせ
今回のランチは、美濃地方の技術力から着想を得て生まれた「こなれ小鉢 焼き締め」で楽しむ前菜から、「カップ」で楽しむデザートまで、全6品の料理を提供。一つひとつのうつわと料理の組み合わせをご紹介します。
「こなれ小鉢 焼き締め」からランチがスタート
「こなれ小鉢 焼き締め」に盛り付けられた「柿の白和え」から、ランチがスタート。土の質感をそのまま楽しめるように、あえて釉薬をかけずに仕上げた「こなれ小鉢 焼き締め」ならではの無垢な質感が、より料理の高級感を引き立ててくれます。
「日々ボウル」には選べる2種のメイン料理
2品目はメイン料理を「日々ボウル」に合わせて提供。「HITOTEMA」の定番料理「HITOTEMA麻婆豆腐」と、冬らしい「ぶり大根みぞれ ゆずたっぷり」の2種類からお選びいただきました。
「HITOTEMA麻婆豆腐」は、味噌をベースにした味付けで隠し味の五香粉(ウーシャンフェン)が香ります。「日々ボウル 白」に盛り付けると、麻婆豆腐の鮮やかな色合いが引き立ちます。
「ぶり大根みぞれ ゆずたっぷり」はゆずの黄色がアクセントになり、家庭料理でも華やかな印象に。
「小皿」にご飯をのせてカジュアルに
3品目は「小皿」に盛り付けた「蓮の実とゆり根入りごはんといくら醤油漬け」。お米料理を「小皿」に盛り付けることで、カジュアルな一皿に仕上がります。
「大皿」で楽しむ出来立ての春巻き
4品目は「大皿」に盛り付けた出来立ての春巻き。数人分の春巻きを大皿にまとめて盛り付け、3品目で使った「小皿」を取り皿にしてお楽しみいただくスタイルです。粋な演出に参加者のみなさまからも歓声が上がります。
「カップ」にはスープとデザートで変化を
5品目は「カップ 生成」に盛り付けた「金時人参のすり流し」。鮮やかなスープの色みが引き立ちます。
6品目は、「カップ 灰青」に盛り付けた「いちじくと酒粕のアイスクリーム 最中」です。SNSでも好評だった「カップ」とアイスの組み合わせ。こうして最中を合わせることで、より落ち着いた印象に仕上がりました。
デイリーユースなうつわの魅力を料理とともに
大きなカウンターを囲みながら、料理を楽しむひととき。「HITOTEMA」のみなさまが目の前でうつわに料理を盛り付ける様子を眺めながら、参加者のみなさまも和気藹々とした雰囲気を楽しんでいました。
「きほんのうつわ」は美濃地方のうつわの魅力をお届けするために立ち上がりました。美濃地方は普段使いのうつわづくりを得意とする地域。私たちはそんな産地の文脈に沿って、デイリーユースでマルチユースなうつわづくりに取り組んでいます。
私たちのパートナーは、岐阜県多治見市にて100年以上うつわづくりを手がける老舗の窯元「丸朝製陶所」です。技術力の高い窯元のおかげで食洗機、オーブン、電子レンジも対応可能な機能性や、クラフト感や趣のあるデザイン性のどちらも両立できました。
私たちは今回「HITOTEMA」の料理とともにうつわを使っていただくことで、「きほんのうつわ」の魅力を参加者のみなさまにお届けしたいと考えました。
「『HITOTEMA』の空間で体験する、料理とうつわが素敵だった」
「デザイン性も機能性も兼ね備えた、毎日活躍してくれそうなうつわが見つかった」
「飲食店で実際に使うことで、より用途がイメージしやすくなった」
参加者のみなさまからもそんなお声をいただき、嬉しく思います。
「HITOTEMA」のみなさま、ご来場いただいたみなさま、ありがとうございます。
「きほんのうつわ」では、展示会、店舗での卸や飲食店とのうつわ製作、販売等も積極的に行っております。
ぜひ、お問い合わせページよりお問い合わせください。
写真:藤谷有紀
企画協力:HITOTEMA